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損保ジャパンの事例に見る、RPA導入目的の設定ミスによる社会的信頼の摩耗。追い出し部屋とか今日びはやんねーんだよ!RPAをネタにせず希望退職募集しなさい

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損保ジャパンやっちまったな

衝撃的なニュースが世間を騒がせています。

損保ジャパン、4000人削減=ITで効率化、介護分野などに配転

RPA等による効率化で削減した定型業務にかかわる人員は、介護やセキュリティ分野へ出向をしまっせというもの。

いやはや、やってくれましたね。

企業CMの「SOMPOの未来」というものがありますが、いやはやなんとも。

 

このニュースの何が損ポなのか

まずは社会的損失。

ちょっと大きく出ましたかね。

いえそんなことはないはず。

RPA導入支援でユーザーへ説明したことがある方なら必ずケアする部分。

RPA導入は人員削減ではなく、業務の創出である、という点を主張し、ユーザーからRPA化できそうな業務を出してもらいます。

つまり、手が空くということが前向きな気持ちであればユーザーも単純な業務を差し出してくれるわけです。

これが、このニュースによって風向きが変わってきます。

自分の業務がRPA化されたら、損保ジャパンのようになるんじゃないかという懸念です。

ユーザーがこの懸念を抱いたときにRPA化は失敗します。

なぜなら経営者が息巻いてRPA化コンサルやSEを投入してもユーザーが業務を死守するため、ヒアリングがうまくいかない、無駄に前提事項や例外事項を列挙し、ROI的に(そう、こういうニュースを出す企業のトップはRPA化のセオリーがわかっていなくてROIで業務を選定します)RPA化対象外となります。

>ROIにこだわると失敗しまっせというエントリー

RPAについての幻想と現実と誤解 | いいぜ、てめえがRPAをノンプログラミングで何でも思い通りに出来るってならまずはそのふざけた幻想をぶち殺す

 

損保ジャパン駄さん、おめでとうございます。

晴れて、業務のブラックボックス化、属人化が高まりました。

さらに恐ろしい追い出しスキームを白日のもとに

さて、追いだし部屋がある企業のニュースが出るたびにニュースのコメント欄があれる昨今、恐ろしい追い出しスキームを(今まであったにせよ)白日のもとにさらしました。

それは、今までのキャリアと全く関係ない介護、セキュリティへの配置転換です。

おまけに希望退職を募集しないとニュースでは書かれていました。損保邪パンさんは割増退職金を支払う必要はありません。

漫画「バーテンダー」の中で、左遷は表向きは栄転だ、というセリフがありますが、これはそうでないことが明確でしょう。

例えば製造部門を持つ企業が、研究職だった人員をラインに配置するといえば想像がつきやすいかもしれません。

私が経営者なら、このスキームが社内にあることは暗黙的な事実に抑え込みますね。

白日のもとにさらすべきではないです。

いや、普通に従業員の満足度に影響するし、訴訟リスクもあるんで。

え、法律上問題ない? そうですね、パタハラと検索したときに上位にカネカがでてきます。

法律上問題ないでしょうが、株主からは企業価値の棄損についてつつかれるかもしれませんね。

まあ損保ジャパンのケースで言えば、機微に鈍感な広報をまず真っ先に配置転換しますw

屑企業が人の心を荒ませようとも、前向きに提案する

普通の企業であれば、現在の労務環境では未来志向の企画時間捻出が難しいため、そこにテコ入れするためにRPAを利用するとアナウンスするでしょう。

そしてそれは従業員、顧客ともにいい印象を与えます。

従業員は顧客のために割く時間が増え、さらに会社に提案する時間もねん出できる。

余裕のある企業の顧客は、担当者と気軽に話すことができて問題点の相談、ヒアリングにつながり最終的には顧客満足度につながる――

日本は労働人口が減少しています。

単純労働の比率はどうにかしないと手詰まりになるでしょう。

人口減少しシステム化が進む中で人は何に価値を見出すでしょうか――

 

業務知識と時間的な余裕のある担当者だと思いますが。

システム屋としては、RPAの提案、スケール化に無駄な仕事を増やしてくださった、損保ジャパンの保険を絶対に契約しません

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つくし

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