つまらない仕事はプログラムにやらせよう

ONE HUMAN UNIT

【RPA】Blue Prismオブジェクト化に必須のパラメータ渡しのやり方。ちょっとわかりにくい……

Blue Prismの真骨頂。作れば作るほど、オブジェクトの再利用化が進み開発スピードがアップする

というのがめちゃめちゃ強みであるBlue Prism。

オブジェクト指向の言語経験者なら、繰り返し処理はメソッドとして切り出すのが習慣化しているはず。

そして、再利用性を高めるために、なるべくメソッド固有の変数を持たずに引数で渡したいもの。

もちろんBlue Prismのオブジェクトの考え方も同じです。

例えばユーザーIDやPWは環境変数にアクセス権を設定して持たせて、プロセスからオブジェクトに渡すことで

プロセスごとにログインIDを切り分けることができます。

異なる部署で同一システムを利用している場合、ログインオブジェクトは共通でもIDを切り分けて使いたいと考えるのは

腑に落ちます。

だけど、どうすればいいかわからなかったのだ

ほんとこれ

わかる人にはすんなりわかるんだろうけど、結構はまりました。

※ちなみにBluePrismのドキュメントを読めば書いてあります。はまったのは自爆です……

やれ、変数のスコープをかえればいいのかとかいろいろ考えて悶々としつつ、

別の個所を実装してはたちもどり悶々、

悩んでは悶々。

そして、とうとう辿り着きました。

▼開始ステージをクリックすると

▼――ここかっ!

▼開始ステージで入力を追加していくと、所謂引数が追加されていきます。それぞれデータ型も設定可能

▼こんなかんじで、保管先変数を指定してやればそこにデータが格納される寸法です。よいこのみんなんはこんなひどい命名したらいかんよ。

▼同じように戻り値は終了ステージで定義できます。複数の戻り値が設定できるのがいいですね。

 

――ということで、はまりましたが(当然のことながら)引数と戻り値をオブジェクトで定義できます。

使うときにはプロセスでオブジェクトを呼び出すときに引数を渡してやればいいわけです。

こうやってどんどん細かくオブジェクトを作っていくことで再利用性がぐんと高まり、

作れば作るほどRPA製造スピードは上がっていくわけです。

素敵。

自分の時間が保存されるようでうれしいですね。

 

 

  • B!