2019年版RPAカオスマップが発表された
カオスマップ。
製品群とそれに付随するサービスやメディアが俯瞰できるマップですね。
Peaceful Morningが2019年版RPAカオスマップを公開 – TechCrunch Japan https://t.co/qMmRHxZeaF
— コモド@業務改善系エンジニア (@Vbar_pagas) October 23, 2019
まさに群雄割拠。
戦国時代感が半端ない。
某メディアではB級テクノロジーとして書かれているけど、その内容の多くは主にRDA型に当てはまるものがメイン。
先日Blue Prismのユーザー会に行ってきて、IBMでこれまでのRPAでの自動化の取り組みについても聞いてきた。
一方この記事ではIBMやOracle不在ということで、つまりWebニュースベースの調査しかていない、足で情報を拾っていない記事なんじゃないかというのが疑われるわけです。
(まあアグレッシブなタイトルでアクセスを稼ぐのは常套手段ですが)
Peaceful MorningではRPAが多くの企業で導入されているという。
一方でこんな記事も――
つまり入れてみたものの、なんだか投資対効果でなかったからやめるわ! っていうケース。
awsとかクラウドで構築してればまだいいですが、オンプレでやってた場合、利用中止のジャッジはかなり痛みがともないますね。
ある意味、その組織にあわなかったのでしょう。
RPAの神髄はQCD向上です。
Cのコストだけに目を向けていると、長期的な判断を見誤ります。
クオリティも大事です。ヒューマンエラーが排除でいるというのは大きなメリット。
Dのデリバリーは人がやれば忙しいからタイミングを逃す等もあるでしょうが、RPAなら時限起動を仕込んでおけば決まった時間に仕上がります。
また、人がやっていて情報の更新頻度が低いものもあるでしょう。RPAであれば、めんどくさい処理も日次で動かせばいいのでデリバリーの改善になります。
ついでに言えば、俗人化も排除できますね。
RPA入れるならAI-OCRも絡めて自動化の範囲を広げたい
記事によるとAI-OCRへの連携機能も紹介されている。
Blue PrismであればABBYY連携やIBMワトソンへの連携もスキルとして提供されていて、
実装がしやすい。
必要なのはライセンスだけ!
RPAにAI-OCRも組み込めば、PC作業の自動化に加え、紙→PC入力の部分も
PDF→AI-OCR→データチェック→RPAによる処理といった具合に人の手から雑務が離れるわけです。
導入したいなぁ。AI-OCRやワトソン君。
製品評価の時間がないのがネック。
影分身使いたい。