Blue Prism World Tokyo 2019 恵比寿 ウェスティンホテルで開催
▼恵比寿久々におりた。写真撮るの恥ずかしいね
▼ウェスティンホテルへ!
▼ビアフェス的なのを設営中
▼曇天にたたずむファイブスター
▼ドキドキ
▼やば、何だこのゴージャスさ
▼早くも賑わっておりますな
RPA Digital Worldでもそうでしたが、出席者の意欲が凄い!
皆貪欲に情報収集してます。
Blue Prism World Tokyo 2019 パートナーvillage、展示ブースへ
▼展示ブースではBlue Prism社の他に各社のパートナー企業が各社のサービスを展示していました。
BluePrism社の方に開発時の課題を話すと教えてくれました。
ポータルからサポートチケット切れば回答して貰えますしね。
パートナーはより高いサービスを提供していかないと本家のサービスに太刀打ちできないァ.......
セッションの内容は――
- 製品紹介
- 事例紹介
- プラチナパートナーセッション
- テクニカルセッション
- プラチナパートナーセッション
- 事例紹介
- パーティ
Blue Prism World Tokyo 2019 に期待すること
やはり各社の事例が気になりますね。
方針を説明する時に、各社の進め方と自社の状況をfit and gapして使える考え方は採用したいところ。
今回はグローバル企業と国内企業の事例。
RPAで何万時間削減されたというニュースがある一方、活用出来ていない→RPA使えないというニュースもチラホラ.......
ツールは買っただけで終わりではなく使い倒さないと意味ないですよね。
教育的なところ以外にも組織的なバックアップをしながら推進していく必要があります。
ボトムアップで進められる所は、社員のスペックやポテンシャルが半端ない企業であるケースが多い(超大企業みたいな)。
推進の仕方ってほんと大事。
Blue Prism World Tokyo 2019 セッション内容 超抜粋版
CEOアレスター氏の挨拶
1870~2010年に起きた、労働のシフトを紹介していたのが印象的でした。
その間、農業従事者は95%減少し、会計士は2000%増加、製造業従事者が30%減少した。
でもその間、人類の人口は増加し続けてるわけだし、仕事が全くなくなるなんてことはありえないわけで、より付加価値の高い業務へシフトしていくんですね。
何せ目覚まし時計発明前には、人を起こす仕事があったり、電気が発明される前には街灯に火を灯す仕事があったりと、様々な仕事が消えては、それでも人は生きてきた訳ですからね。
未来研究所によると2035年の仕事のほとんどが現在は存在しないような仕事になるそうな。
そんなことを話しつつ、娘の将来の相談にのるのにどうしたらいいのかなんてジョークもおりまぜる所がユニーク。
CEOデイブ氏の製品紹介
BluePrismの生い立ちを話してくれました。
元々は英国の銀行のスクリプトによる自動化を行っていたそうで、ある時監査指摘があって苦労した経験から耐監査性の高いアーキテクチャになってるわけですね。
BluePrismUniversityというものが来週リリースされて、無料でBluePrismが学習できるようになるみたいです。
開発者不足がこれで解消されるといいなぁ。
decipherという非構造化データを扱うサービスの説明もありました。
データといえば、情報銀行なんてのも出てきてる昨今、それをAIに学習させて効率化やマイニングをおこなうような取り組みが済んでいく中で、非構造化データを扱えるサービスなんてBluePrism社がAI研究所立ち上げたなんてニュースがありましたが、取り組みが割とガチなんですね。
今後に期待。
ニコンシステム
なんだか改まったセッションが多い中で登壇者の人柄が出て、無骨でほっこりしました。
システム子会社によくある、プロセスヒアリングした時に暗黙的な例外処理があったなんて話はとても共感。
ユーザーはなんで隠したがるかなーと思うんですよねー。
あるいはヒアリング時は忘れてるか。
プロセスマイニングツールが安くなったら導入を考えよう。
銀行とかの何万時間削減しましたというニュースの試算ロジックを書きました。
RPA導入の提案で悩んでいるなら「事例で学ぶRPA」と「KEYS TO RPA SUCCESS」がおすすめ。内容を抜粋すればかなり説得力のあるパワポできるよ。
ニュースを騒がす、メガバンクのような高い工数削減効果は見込めないでしょう。
メガバンクは効果算出時にも店舗数で多いので効果を計算しやすいという点があげられます。
例えば青いメガバンクの支店数は約800店です。
仮に各店舗には窓口が6人いて、RPAで日次で行っている15分かかる業務が10分削減できたとします。
営業日を仮に240日だとすると――
10分(削減工数)* 6人(店舗当たりの該当業務実施者) * 800店舗 * 240営業日 / 60分(結果を時間になおすため)
さて、どうでしょう。
結果は19.2万時間です。
結構な工数が削減できましたね。
非常に単純な計算式なので事実とは異なるでしょうが、要するに店舗数の多い銀行で同一業務に対して効率化できるRPAを作った場合、すぐに机上の数字は叩き出せます。
ちなみに、1人当たりの年間労働時間は定時ベースなら――
8時間 * 240営業日 = 1920時間
この計算で行くと100人分の工数が削減できてしまったわけですね。
それに名前があるんですね。
その名も「類似業務n倍理論」!!
なんとわかりやすい!
使おう!
ぜひ使おう笑
第一生命
やはりどんな大企業でもリソース不足は深刻みたいですね。
OCRの導入が上手くいっていないという所が共感です。
どんなに精度が上がってフォーナインズまで持ってけても、そこに誤読がある限り、人のチェックは無くせないですね。
ダブルチェックしていた代わりに、OCRに読ませた後に人が確認するから一人分の工数で済む、と言うところで満足しておきたいところ。
ベリファイが済んだらあとはRPAにおまかせで作業できるしね!
ヨーロッパの格言に「ワイン樽に一滴の泥水でも入ればその樽は泥水だ」ってのがありますが、
ことOCRに関して言えば、読み間違えは当たり前と思って、読み間違いが混在してるから使えない=泥水って考え方は改めたほうがよさそう。
要は費用対効果をどういう切り口でだすかってことですね。
一人採用して、教育して、ダブルチェックの一人目にさせて、こんな仕事するためにXXX大学のYYY学部を卒業したわけじゃない! と退職されるリスクを負うくらいなら年額200万円程度のAI-OCRはいいかいものですよということだとおもいます。
しかしながら、手書き×日本語はすこぶる相性が悪いですね。
日本語というのはシステム的な部分で言えばかなりコストのかかる言語です。
――紙データとの人類の戦いはまだ終わらなそうです。
アビームコンサルティング
あのプレゼンの勢いは学びたいところ!
白本、黒本の著者がスピーチしてました。
システム監査で監査法人はRPAに対する監査がちゃんと出来ていないはず。
WinActorだとID、PWを覚えこませてるシナリオもあり、ログファイルなんていかようでも修正でき、ログ内容もXXX処理開始しました。XXX処理終了します。YYY処理(ryみたいな
だからなによというレベルのログ。
デスクトップ型が監査対象になった時に、実行管理、実行者のトレーサビリティとかで速攻アウトになりそうな気がしてます。
ましてや改ざん検知なんてね……
BluePrismは変更箇所まで表示してくれますからね。
対監査をやってる部門を悩ませている作業にID棚卸があります。
これは某証券会社が異動前の部署のアカウントを利用して顧客情報をぶっこ抜いて、反社に流そうとしたのがはじまり。
それが金融業界だけでなく、ジャパニーズYOKOTENKAIで他業種を苦しめてるわけです。
RPAでも、近い未来同じことが起こるでしょう。
そして管理レベルの低い会社のせいで他社が犠牲になるというね。
それ以外では推進の仕方が非常に勉強になりました。
IT部門がオブジェクトを作り、業務部門がプロセスを作る。
なるほどね。
確かにスピード感がありそうです。
JAL
RPAの責任分岐がちゃんとコントロールされているという印象でした。
デジタルレイバーは、雇用部門(プロセスオーナー)が結果責任を持つと。
例えば、派遣社員にお願いした業務の結果責任はその部門に帰属しますよねってことを考えると、結果責任を部門で持つのは非常に明快。
また、モチベーション面から投資効果を出すというのも素晴らしい観点です。
何せ単純作業はげんなりしますしねー。
というわけで
パーティの様子。
ここからは勤務時間外ですな、飲んじゃったし。
▼フルーツコーナー。夏のカブトムシのようにスイカをいただきました。
▼まあやはりルービーですよね。
▼フルーツおいしいよフルーツ。
最後交流会がありました
営業担当の方に他者と繋げてもらいましたが、何処も彼処もWinactorからの乗り換えばかり。
その上、BluePrismのことが大好きなんだなと感じました。
課題解決も楽しそう。
この製品選んでよかった!
▼こんなお土産ももらいましたよ。