仮想環境でBluePrismのランタイムリソースのモニタリングをする
Blue Prismは構成、制御、モニタリングにリモートアクセステクノロジの利用を推奨しています。※
いや、うちだってリモートデスクトップ接続使ってまっせというあなた。
はい、僕です。
リモートデスクトップ接続は特に不適切であるとまで……
理由としてはユーザー認証時に前回接続ユーザーがロックアウトされたり、接続ごとに個別デスクトップセッションが作成されたり、と
まあ確かにとうなづくことしかできない。
確かにスケジュール実行するためには永続的な接続が必要ですな。
てかリモートデスクトップ切るとBlue Prismの画面描画後が必要な操作で落ちるのそういう理由か……
結構悩んだのよね……
ということで、VNCをいれるお!!
※「コントロールおよびモニタリングのためのリモートアクセス」参照
Blue PrismのモニタリングのためにUltraVNCをいれる
そもそもVNCはVirtual Network Computingというネットワーク上のPC、サーバーを遠隔操作するためのツールです。
そういえば運用やってた時、使ってたなぁ……
各サーバーごとにバージョンや製品が違って糞めんどくさかった。
今回UltraVNCを選んだのは単純にシンプルにストレートに無料だからです。
VMware vSphereやTivoli Remote Controlが監査ログにアクセスできるユーザーを指定できるなど
Blue Prismを導入するならこちらを入れたいですね。
来世でいれよう。
手順は――
- ダウンロード
- 仮想マシン(ランタイムリソース、サーバー)サイドにUltraVNCServerのインストール
- クライアントサイドにUltraVNCViewerをインストールし、サーバーのIPを設定
- サーバーを再起動して、クライアントから接続をこころみる
- (゚д゚)ウマー
ダウンロード
まずはこれがなくてははじまらないですね。
https://www.uvnc.com/downloads/ultravnc.html
仮想マシン(ランタイムリソース、サーバー)サイドにUltraVNCServerのインストール
▼アクセプトしないとはじまらない
▼サーバーを選択
▼UltraVNCをサービスに登録、起動設定にチェックしておきましょう
▼設定プロパティでパスワードをしてあげます。DSM Pluginの設定をしてやるとAES暗号化通信もできるよ。
そして再起動。
クライアントサイドにUltraVNCViewerをインストールし、サーバーのIPを設定
▼Viewerをインストール
UltraVNCをサービスに登録、起動設定は不要です。
仮想環境にアクセスしたいときにViewerを起動すればいいので。
▼Viewer側ではサーバーのIPを設定し、サーバー側のUltraVNCで設定したパスワードでログインできます。
ミッション完了
これでオールインワンサーバーでスケジュール実行ができる。
どんどん巣立っていってほしいもんです。