はじめに
SI→シス子→事業会社(出向)を経て工程はそれなりに経験したと勘違いしていたワイは
転職後最大の武器であったBlue Prismを捨てさせられ、まったく異業種のプロジェクトに鳴り物入りでアサインされてしまったのであった。
いまどこにいるの
入社してすぐにユーザーヒアリングに向かった。
そう、戦場に武器(設定済みのPC)もコンパス(ステークホルダー管理図)も持たずに向かったのだ。
言い訳をすれば、面接が通る程度の業界研究はしていた。
しかし地球儀上でアマゾンの場所はわかっていたが、いざアマゾンに投げ出されたときに今どこにいるか知るすべはなかったのだ。
かくして私は首長(ステークホルダー)達の話聞きながら、古文書(業務フロー*.ppt、FYY期*中計.doc)を元に道を探ることにした。
このアマゾンに投げ出される前に聞きし我が神託(部門長の願望)と整合性を取ることを唯一のポラリスとし――
しかしどうしたことだろう。
我が神は「南に向かい我が神殿(社)にあの太陽(情シス中計施策実績)を持ち帰るべし」と賜る一方で、
首長は「太陽(情シス中計の実現のための新規システム)など不要だ。我々の希望は日々の苦役からの解放也、東にある祠(個別契約Cloud)にそのための偶像(EUC)あり。それを改善されたし」
そして苦虫を潰すような表情に笑みを加え、積年の恨みをゆっくりと吐き出すようにつづけた。
「但し門番は貴殿ら(情シス)を嫌悪しておる。我々の度重なる助けを袖にし、大なる種族(コアビジネス)にすり寄り、我々をないがしろにしたのだ。そこで彼(EUC作成者)はみずから偶像に神を下したのだ」とのたもうた。
我が神は長年、収穫高(売上高)を見ていた。
しかしここ数年、疫がはやり内実(利益率)を見てみると、
小さな種より生まれる収穫は多からずとも、利が大きい部族――まさに今会話していた部族だ――が見つかった。
我が神はその部族にさらなる役を課せるために我々を使わせたのである。
首長の望みはもっともであり、そこに我が神より賜りし(タスク)を科せば
彼らのうち何人か――あるいは部族ごと――が絶命することは明らかであった。
膝より崩れ落ち、我が身の振りようを考えていた。
かつて別の大地で神(情シス)と戦をし、民(ユーザー)を助けたことで神より授かりし翼(特権ユーザー権限)を奪われた経験があった。
その後神との闘いは熾烈を極めた。
我が民への救い(SaaS、VBA、GAS、RPA)は貶められ、幾度とない儀式(テスト、ドキュメンテーション)を経ても、神と同列にされることはなかった(EUC扱い)。
一方で神の横暴(統制上問題のある案件等々)を暴き神の地位を貶めるなど不毛な争いが続いたのであった――
民を(くそみたいな業務から)救いたい、然し神罰は恐ろしい。
私は途方に暮れていた――
すると、西より別の異教の神が現れこういった。
異教の神「ここに道を授ける」
そういうと、異教の神は音もなく東へ飛び立って行った。
手元にはPMBOK、BABOK、共通フレームワークという名の経典が残されていた――
私はさらに頭を抱えることとなった
新章開始(終わりの始まり)
ということで、炎上が約束されたプロジェクトを成功裏に終わらせて
RPA(Blue Prism)案件に返り咲きたいと一縷の希望を元に再始動をします。
V字フレームワークやってきたつもりだったけどさ、
そういえば企画、要求定義をマトリクス組織の事業部でやってなかったわ。
ステークホルダーすら全貌おえないような組織構成ってきつい。
草の根を分けるように探っていくしかないんだろうな。
個人的な要望としては、新規システム導入で増えた業務負荷をRPAでどうにかしたい。
あるいは増えるであろう業務負荷を事前にRPA化してユーザーと合意する足掛かりにしたいっすね。