サーバー型RPAでコスパの良いBlue Prismを使い倒したい
シンプルな構成(PoCや1部門なら下手したらPCサーバーで事足りる)や、明瞭なライセンス体系(実行ライセンスが120万で開発はかからない、でも同時実行するためにはもう1ライセンス必要)を考えると
逆にBizRoboに800万とかなぞすぎる。
UiPathもきっちりサーバー型で使おうとすると、ライセンスが三つ(Orchestrator、Studio 、Attended/Unattended)必要だったりなんだかんだライセンスだけで300万オーバーで、完全にノーチョイスです。
Blue Prism1ライセンス120万なのでSQLServer expressでも動作するけど、mdfファイルに上限があったり、バックアップを工夫してやったりする必要があるので、
有料バージョンに金を回したり(それでもほかの製品より金額的には優位)、あとはベンダーにVBOを作らせてRPA化を加速させたりと、
ライセンスに余計な金がかからないので経営に聞こえのいい提案かつ開発側がやりやすいように話を持っていきやすいわけです。
ライセンス料が良心的なBlue Prismを導入するので、他の製品と比べて安いので研修やパーツ提供するベンダーと組んで導入スピードをあげまっせとか、環境への投資に回します、とかね。
Blue Prism社の無料ハンズオンを受けてみたけど、実際手探りでやってみないとわからない!
自社まで来てくれて手取り足取りハンズオンをしてくれたので感謝感激でした。
普通そこはベンダー任せでしょう。とうざいくらい質問をしていたわけです。
今思えば公式ドキュメントを読めばわかるような質問とか.......
▼ドキュメントはBlue Prismポータルからよめまっせ!!
https://portal.blueprism.com/user/login
まあBlue PrismでRPA作ってみようか!
ということで作ってみましょう。
▼まずはオブジェクトから作りましょうか。
▼とりあえずネーミング。オブジェクト粒度は超大事です。モジュール化→RPA化加速に影響大なのでBlue Prismポータルにあるベストプラクティスを一読のこと
▼Yahooへの操作をするオブジェクトとしてネーミング
▼オブジェクトができたらまずはアプリケーションモデラ―を起動
▼いろいろ聞いてくるけど基本デフォルトでOK。起動URLを指定して
▼新しくブラウザを開かせて
▼IEを選択
▼yahooオブジェクト配下に要素ができましたね。ここに細かい項目の設定をしていきますよ
▼起動ボタンを押すと、IEでyahooが開き、ボタンが識別に変わります。識別を押すと、三つのリストが出てきます
▼試しにUIオートメーションナビゲーターを使ってみましょう。
▼UIオートメーションナビゲータ要素を選択から、検索ボックスを選びます。Webページがハイライトするのでわかりやすい。そしてOKを押すことでBlue Prismでの入力項目が選択できます。
▼マッチにチェックがある項目を絞っていきます。例えば値がからの奴は外してもOK。これを絞ることで、Blue Prismの探索がスピードアップします。これはハンズオンで習いました
▼同じようにボタンも。Blue Prismでボタンを押すときにはこんな感じに要素を定義しておきます。
▼不要なチェックを外すして、ハイライトボタンでちゃんと認識するか確認。削りすぎると認識しないし、あいまいだと複数認識して正しく動作しない。
▼検索文字列も定義しておきましょう。まほうのじゅもんです。
▼では必要な情報がそろったので作りこんでいきます。左側の操作ステージをD&Dして、要素にyahooをD&Dし、アクションを選択。
▼次にライターを左側からD&Dして、値に検索文字列、その値を入れ込む要素を指定してあげます。
▼検索ボタンを押します。
▼遷移先の検索結果画面も要素に入れておきます。UIA名をワイルドカードで汎用性を持たせておきました。
▼左側から待機をD&Dして、検索結果の存在チェックをさせます。
▼それぞれの要素をつなげていきます。待機を固定時間でやらないのがベストプラクティス。
左上の再生ボタンを押して動作をチェック。
▼無事表示
Blue Prismの実装はBizRoboより簡単でした
というか、JP1やジョブセンターみたいな横スクロールのフローが個人的に気に入らないから
超バイアスかかった感想です
最近はトライアルもできるみたいなのでPoCおためしあれー。