BluePrismのDBサーバーをSQLServerExpressで構築したつけを払う
いや、そもそもDBサーバーじゃなくてオールインワンサーバーなんです。
ほんとごめんなさい。
さて、嘆いている暇はない。
RPAがスケールしたら経営へスーパーおねだりタイム☆だ
SQLServerExpressでの構築は運用に負担が生じます。
大きくは2点。
- バックアップを自分で作る必要がある。
- データベースごとのファイルサイズ
今日は1についてどげんかしていきます。
SQLServerの有償版は自動バックアップが機能として提供されている――が
Expressでは自分で作りこんでやる必要があります。
ではやっていきましょう。
▼SQL Server Management Studio でBluePrismのDBを選択し、右クリック > タスク > バックアップをクリック
▼スクリプト>スクリプト操作をクリップボードに保存をクリック
すると、バックアップスクリプトがクリップボードにコピーされるので、
notepad等に張り付けます。
BACKUP DATABASE [BluePrism] TO DISK = N'C:\XXXXXXX\Backup\BluePrism.bak' WITH NOFORMAT, NOINIT, NAME = N'BluePrism-完全 データベース バックアップ', SKIP, NOREWIND, NOUNLOAD, STATS = 10 GO
バックアップ用のスクリプトができました。
これだと、日次で動かすと世代管理ができないため、バックアップファイル名に年月日をつけてやりましょう。
DECLARE @YYYYMMDD CHAR(8) = FORMAT(GETDATE(),'yyyyMMdd') DECLARE @BACKUP_FILE VARCHAR(50) = N'C:\XXXXXXX\Backup\' + @YYYYMMDD + '_BluePrism.bak' BACKUP DATABASE [BluePrism] TO DISK = @BACKUP_FILE WITH NOFORMAT, NOINIT, NAME = N'BluePrism-完全 データベース バックアップ', SKIP, NOREWIND, NOUNLOAD, STATS = 10 GO
これでファイル名に年月日が付加されたファイル名にバックアップされます。
そしてこれをバッチファイルにしてやりましょう。
仮にc:\dbback\backup.sqlとします。
次に、sqlファイルをキックするバッチファイルを作成します。
sqlcmd -S [ホスト名]\SQLEXPRESS -i c:\dbback\backup.sql >> c:\dbback\backup.log
こうしてやるとWindows認証でSQLがキックされ、結果がbackup.logに追記形式で保存されます。
仮にc:\dbback\backup.batとします。
さてさて、最後にこのバッチファイルをタスクスケジューラーに登録します。
▼基本タスクの作成をクリック
▼名前はお好きなように
▼タイミングもお好みで
▼実行時間もお好みで
▼プログラムの開始から
▼実行するバッチのパスを設定
▼完了です。
さて、これでExpressの呪いの一つから解放されました。
まあこの設定はSQLServerの有償ライセンスを買っても使えますからね。
有償ライセンスには定期バックアップが標準で搭載されていますが!!!
あとは保存ファイルの制限問題かぁ。
悩ましいなぁ。
はやく経営にBluePrism導入効果を説明して
投資してもらおう。
そうしよう。