BluePrismの資格 AD01を受けてみよう
はい。
少し前に、Udemyで過去問を購入して、放置してました。
査定が終わったタイミングでやりだすこの間の悪さよ。
いや、忙しかったんだ。ほんと。
ということでAD01勉強してみました。
Blue Prismの資格AD01ってどんな試験なのさ
位置付け的にはアソシエイト開発者認定資格でね。
ライセンス体系
試験コード | 試験名 | 対応言語 | 認定 |
---|---|---|---|
AD01 | Blue Prism Developer | 英, スペイン, 日本, 中国, ロシア | Developer |
APD01 | Blue Prism Professional Developer | 英 | Professional Developer |
ASD01 | Designing Blue Prism Process Solutions | 英 | Solution Designer |
ARA01 | Blue Prism ROM Architect | 英 | ROM Architect |
ATA01 | Designing a Blue Prism (Version 5.0) Environment | 英 | Technical Architect |
ATA02 | Designing a Blue Prism (Version 6.0) Environment | 英 | Technical Architect |
AIE01 | Installing and Configuring a Blue Prism (Version 5.0) Environment | 英 | Installation Engineer |
出題範囲はBlue Prism Portalから拾えます、が
今いち勉強の仕方がわからないっていうね。
まあ、セオリーとしてはドキュメントを読み込み開発をしていくべきなのでしょうが、
これを早いうちに取っておきたい理由がAPD01の受験資格がAD01合格後6か月というものだから。
はやめにとってプロフェッショナルディベロッパになりたいところ。
うーんなやましい。
とりあえず、Udemyの試験で勉強する
IT系の資格は覚えゲーです。
なんていうともともこもないですな。
とはいえ最低限ベストプラクティスとプロセステンプレートは頭に入れておきましょう。
とりあえず、自分の勉強ノートをさらしておきます。
誰かのために――いや、Blue Prismの開発者が増えてワイに楽させてほしい……
Blue Prism固有関数に対する理解
関数単体でどういう振る舞いなのかを問われることはないです。
重要なのは、その関数が正しい引数が与えられているか、その結果を受けてVBO側がどのようにふるまうかを問われます。
引っ掛け要素としては、引数誤りとか、括弧が足りないとか、プログラミングでありがちな箇所ですかね。
頭の中でデバックできるようにしておきたいものです。
また、使用頻度の高くない関数。
とくに、環境関数:IsStoprequested()については動きを抑えておきたいところ。
環境変数とセッション変数
これらの変数がどのように使われるかは押さえておきたいですね。
環境変数はシステムマネージャーで変更できて、使いどころとしては――
- URL
- データ定義しているパス
- ファイル出力先パス
- 電子メールの設定情報(SMTPサーバのIPやポートなど)
- アプリごとのタイムアウト値
- アプリのログイン環境名
- アラートメール送信先
- その他修正が予想される変数
IDやPWなどは認証情報などで管理しましょう。
セッション変数はコントロールから変更可能で、変更後即時反映されます。
例外処理:復旧と再開ステージ
復旧ー再開ステージ間が例外のライフサイクルです。
ということで、復旧ステージから条件分岐し、メインフローに合流する場合、それぞれで再開ステージをかませてあげる必要があります。
復旧後再度例外をスローした場合、それ以前に起きた例外が保持されないので注意。
例外の種類は、検索データがない等業務では発生する可能性があり個別に処理が必要というケースはビジネス例外に分類され
一方システム的に処理続行が不可能なものがシステム例外に分類されることが一般的。
待機ステージ
待機ステージの使い方は停止しないRPA作りの肝です。
ベストプラクティスにもあるように、画面への変化(画面遷移、検索結果描画)する場合には、待機ステージを入れましょう。
固定時間で待たせるのはバッドプラクティスです。
WinActorではよく見かける実装。
VBOで動いたのにプロセスで呼び出すとうごかないなーっていうの原因もほとんどちゃんと待機ステージが入っていないケースが多いです。
一方待機ステージは画面に変化がある場合には入れるべきですが、入力ステージや、読み取りステージのあとは不要です。
機密データのロギング防止策
作業キュー内のデータを暗号化や、ステージのパラメータロギングをオフにすれば
機密データがログ出力されません。
この辺りは実務でも使えるところです。
いや、この試験実務で使える知識を問う良問が多い。
要素を一意に特定するAMの識別方法
一意に識別するための属性は根気強く探す必要があります。
そうしないとデバック地獄に陥る羽目に……
VBOで動いたのにプロセスで呼び出すとうごかないなーっていうの原因も
要素を特定するための属性に常に一意とならない情報が入っていることが多い印象です。
コレクションとループ
ループについては無限ループにならないか問われることが多い印象です。
無限ループに陥りそうなフローは見てわかるようにしておいた方がいいでしょう。
ループカウンタをインクリメントしていなかったり、意図しないエラーを再開ステージが拾う作りになっていたりとか。
ワークキュー
出題数が多めだった印象です。
Blue PrismはどのようなRPAにもワークキューは実装すべきであるとしているし、
標準プロセステンプレートでもワークキューの実装が組み込まれていますしね。
使い方を抑えておきましょう。
とくにワークキューのフィルタ構文は押さえておいた方がいいかも
フィルタ条件追加 +条件
除外条件追加 -条件
条件結合 条件1;条件2
※フィルタには*や?のワイルドカードであいまい検索もできます。
とにかくドキュメントを読むか、Udemyで過去問をやってみよう
ドキュメント読み込みはその製品への理解を深め、開発効率がアップし、いいスパイラルに乗ることができます。
でも、勉強するのは大変。
じゃあ、お金で解決しようというのがUdemy。
正直、過去問を理解するだけでもいい気がします。
というのも良問が多いです。
ぜひ、検討してみてください。